てんかん、妊娠と脱毛

妊娠時のてんかん薬物治療

妊娠時に発作が増えるということはないようです。
ただ、抗てんかん薬の減量や中止によって発作が起きているケースはあるとのこと。
妊娠時にストレス、寝不足になるとさらに発作を起こす確率を上げる形になってしまいます。
以上を踏まえて、できる限り薬剤を中止せずに、胎児に影響を与えにくい薬剤を選択をしていくことが重要です。

 

薬剤としては、催奇形性が低いものを選択することとなります。
また、複数の薬剤を投与することで催奇形性のリスクは高まるので単剤投与で抗てんかん効果をだしていくこともポイントとなります。
2010年代中盤以降、ラミクタール、イーケプラといった薬剤が取り扱われるようになりました。
これらは催奇形性が非常に少ないため、妊娠時の心配もかなり軽減されるのではないでしょうか。

 

 

妊娠時には脱毛は?

妊娠時は脱毛は控えることとなります。

 

妊娠するとホルモンのバランスが平常時にくらべかなり変化します。
そうすると光線の肌への影響が出やすくなる可能性があるからです。
肌が荒れたり、火傷に近い状態になったりも考えられます。
また、そういったときに色素沈着しやすいことも難点としてあげられます。

 

妊娠初期、まだ妊娠に気づいていない時期の場合はホルモンバランスの変化もまだ穏やか。
知らずに脱毛の光線を照射したとしても、まず問題はないでしょう。
でも妊娠がわかった場合は次の照射からストップしていきます。
無理をしないことが大事です。

授乳とてんかん、脱毛は?

一般的に授乳時に抗てんかん薬を用いることは問題がないケースがほとんどです。
イーケプラのような乳汁移行性が低い薬でなくとも経過を見て使っていけば、というところ。
ラミクタールは比較的乳汁移行性が高いのですが、Hales Medications & Mothers Milkという授乳時の安全性を示す指標では比較的安全とされており、乳児の経過を見ながら授乳していく種類の薬剤となっています。
いずれにしても神経科の主治医と相談しながらうまく内服を続けることでしょう。

 

脱毛に関してはホルモンバランスが元に戻ってから、となるので通常授乳が終わって生理が戻ってからとなります。
脱毛通院途中の場合は少し長く脱毛をお休みすることになりますが、ここも無理はぜずにいきましょう。

 

 

 

page top